マイペースを
貫き人気飲食店
を経営
雅文さんと美穂さんは、さまざまな事業を手掛けてきたバイタリティあふれるご夫婦。自由な生き方を志向して移住したときがわ町では、グリルレストラン『里山グリル』をオープン。一躍人気店となりますが、無理のないスタイルで営業し、趣味を楽しむ時間を確保しています。雅文さん曰く、「飲食店関係者はときがわで店を開くべき!」。
私たちがときがわに決めた理由
今よりも、もっと自由に生きるために
妻の大病をきっかけに「もっと自由に、好きなように生きたい」という思いが強くなりました。もともと埼玉県内で飲食店を経営していたのですが、家賃の安い町であれば、必要な額を得た上で自分たちの時間も取れる。そこで物件を探しているときに紹介されたのがここ。店はDIYでつくりました。それまでもときがわ町には温泉へ行ったりはしていたのですが、そんなに深く知っているわけではなかった。でも、結果的に、ときがわ町で良かったと今は思います。(雅文さん)
移住して、これが変わった
犬と暮らし、長期休暇で山へ行く
“らしい”暮らし
営業日は固定せずに月ごとにカレンダーでお知らせするやり方を取っています。それでもありがたいことにお客様に来ていただいて、自分たちの自由な時間も増えました。休みを取って、夫婦ふたりで一週間山登りに行くこともあります。そんな働き方は、飲食店でできると思っていなかった。移住前の慌ただしい生活とは雲泥の差がありますね。(雅文さん)
自宅とお店が近いので、仕事の途中に一度帰って家事をしたり、犬の世話をできるようになりました。犬の散歩をする道路も車や人の行き来が少なく、自然を眺めながらのんびりした時間を過ごせています。(美穂さん)
これから、この町でやりたいこと
ときがわを足がかりにして
アウトドアライフを
ときがわ町は自然の多いフィールドなので、飲食店としてその良さを活かせる事業を考えています。自宅に関しては、いい土地があれば購入して、トレーラーハウスで暮らしてみたいですね。僕たちは山が本当に好きなので、春夏はときがわで店を営業し、秋冬はどこかの山の近くに住んで趣味を楽しむという二拠点生活もいいかもしれません。いずれにせよ、このままストレスなく自由に生活していきたいですね。(雅文さん)
ときがわ町が、気になる人へ
気合を入れない移住もあり、です
アウトドアライフを
「絶対にこの町でやっていく」と気合いを入れると疲れてしまうので、「いつ前の場所に戻ってもいいや」くらいのフットワークの軽さで移住してみるといいかも。それと、飲食店を開きたい方であれば、ときがわはめちゃくちゃブルーオーシャンです! まだまだジャンルが少ない上に、客単価が高くデイトリップなどの観光需要もある。個人的には、飲食店のスタッフが営業後に寄れる店がほしいなあ(笑)。(雅文さん)