LIFE STYLE 移住者たちの暮らし

山羊や鶏と
ともにある
暮らし

# 動物
# 循環
# 通勤
# 趣味
ドレイパー夫妻 2019年3月に移住

田舎暮らしに憧れてときがわ町に移り住んだドレイパー夫妻。愛さんは念願だった動物との暮らしを始め、マークさんは高校の英語教師として働きつつ、趣味の音楽活動に打ち込めるようになりました。

私たちがときがわに決めた理由

仕事は都市部、暮らしは田舎

夫婦ともに、自然豊かな場所で暮らしたいという願望がありました。夫が上尾市へ通勤できることを条件に移住先を探していたところ、有機農業を営む方にときがわを紹介されたんです。実際に訪れてみると、町の風景が美しかったことに加え、地域コミュニティの存在が頼りになりました。昔ながらの住民も移住者も関係なく、「仲間として一緒にやっていこう」という考えで、外国人である夫も同じようにときがわを気に入り、移住を決めました。(愛さん)

耕作放棄地となっていた空き地にときがわの木を使ってDIYで柵をめぐらせ、5頭の山羊を飼っている

移住して、これが変わった

動物に囲まれ、ギターを鳴らす

大きな変化の一つは、鶏と山羊を飼い始めたことです。鶏は自宅の敷地内で、山羊は空き地を借りて育てています。ときがわに来てからの私は、動物たちを愛でて世話をすることに一日の大半を費やしています(笑)。(愛さん)
住宅が密集してない集落に住んでいるので、ギターなどの楽器をアンプにつなぎ、大きな音でプレイできるようになりました。自宅で気兼ねなく演奏を楽しむことは、仕事や通勤のストレス解消になっています。(マークさん)

ふたりともやりたいことをやっているので、「生活の満足度は高いです」(愛さん)

これから、この町でやりたいこと

やりたいことを、より進化させていく

人の暮らし、農業、畜産は繋がっていて循環しています。そんな循環型の環境をより具現化していき、山羊や鶏のお世話体験などを通して、多くの人に届けていきたいですね。(愛さん)
音楽活動やエフェクター制作など、自分の趣味や夢に近づくための時間をもっと増やしたいですね。そのためにも、ぜひ音楽スタジオをつくりたい!(マークさん)

自らエフェクターを制作するなどつくり手としても音楽に関わるマークさん

ときがわ町が、気になる人へ

この町で、好きなことを
実現できるか考えてみる

私たちは当初、収入面を考えてなかなか移住に踏み切れませんでしたが、「共働きをしてたくさん稼がなくても、夫婦でやりたいことができればいいのでは」という話になり、ようやく一歩踏み出せました。ときがわに来てからは、私は動物を飼って野菜を育て、夫は趣味を思う存分楽しみ、自分たちの求めていた幸せを日々感じています。この町は移住者や外国人を受け入れてくれるオープンマインドな人が多く、みなさんが助けてくれるので、楽しみながら生活できると思います!(愛さん)

ときがわ町では、夫妻以外にも動物を育てている人は少なくない